【100万ショップ突破】BASEで古着屋をはじめてみよう

古着関連

こんにちはHIROTOですhttp://twitter.com/@vintagehandsup

今回はShopアプリBASEについて、以下の方に向けて情報を発信していきたいと思います。

・BASEで古着の販売をしていきたいと思っている方

・メルカリで古着の転売をしており、販路の拡大を狙っている方。

・古着が好き、かつショップ運営についても勉強したい。

・SNS戦略の上手いヤング世代の古着好き、古着屋として独立したい方。

★この記事を書いている人★

Hiroto 30 ♂

パキスタンにて古着の仕入れを行い、メルカリ、BASEを中心に販売。

90’s等のレギュラーも多く取り扱うが、ヴィンテージが大好き。

月の取引件数は200件以上。

2019年より古着の販売のみで、鶏肉の購入資金を賄う古着屋。

年4回のペースでパキスタンにて買い付けを行っています。

え?パキスタン?

そう感じた方はこちらの記事を先に読んでみてください。

さてここからが本題。

この記事を読んで頂いている方が気になるであろう部分を、自分なりに解説していきたいと思います。

1. BASEで古着屋の前にBASEって?

今や多くの方が知っているアプリかと思いますが、念のためにさらっと紹介。

BASEは誰でも気軽にネットSHOPを開設、運営できるサービスとなっています。

楽天市場などとは違い、月の出店料もかからず、メルカリのように手軽に使うことのできるサービスとなっています。

・利用者は多いの?

気になる利用者数ですが、2020/06/03現在 600万ダウンロード突破とありますので、かなりのニーズを獲得しつつあることは間違いのない事実かと思います。

次の章では、実際に自分のショップの数字を交えて、1番気になる『実際に売れるのか』という部分も合わせて、BASEの魅力を紹介していきたいと思います。

2. BASEは売れるのか?

結論は売れます^^

ただ、少し時間はかかるかな?という印象です。

この部分については、メルカリで販売している方は分かるかと思いますが、アカウントが育ってくるまでは、やや売れづらいのと共通する部分となります。

総合でのショップ数は2020年6月現在の情報だと100万ショップ以上ある模様。

自分は去年の2019年7月辺りに登録。

現在メルカリ、BASEで9割以上の販売となっており、メルカリでの売り上げの方が多いですが、BASEのほうはメルカリよりも厳選したセレクトとしています。

1日10品出品した場合に、BASEにも掲載するのは4点ほどといった感じで運営しています。

メルカリとの大きな違いはtwitter,instagram等との連携も容易な点、アクセス数等の分析がしやすい点かと思います。

実例を上げて解説していきます。

7月に利用開始してTシャツが1枚売れました。

その後泣かず飛ばず、、、、モチベーションも続かず出品頻度も落ちました。

10月に仕入れから戻り、再び少しずつ売れました。

2月に仕入れから戻り後半から売れました。

そして3月からいきなり伸びてきました。

この記事を書いている2020/06/03現在、海外仕入れに依存している自分は、コロナの為買い付けができず在庫がほとんどない状態です(笑)

こちらはフォロワー数。

はじめた7月は1桁。そこから10月までは息切れすることもないであろう緩やかな伸び。

10月の仕入れから戻ったあたりから少しずつ伸びています。

売り上げ同様に2月後半から伸びました。

出品の続いていた3~4月は1日5人~8人くらい伸びた印象。

メルカリ同様フォロワーの方には、新規出品の通知がされますので、それなりに重要な部分となってきます。

こちらがショップ順位。

7月6616位、8月12806位、9月13894位、10月21898位、11月1474位、12月1668位、1月2905位、2月1586位、3月316位、4月284位(最高順位)を記録してから、在庫がなく、新規出品が激減したので、かなりのランクダウン。

こちらはアプリ経由のアクセス数となり、こうみるとなかなかの集客数が見られます。

このような感じで分析が簡単ですので、なかなか面白く、マーケティング能力等皆無に等しい自分にはとても勉強になります。

ショップ登録が100万、半分以上は作成したのみとして、25万ショップくらいが10点以上の商品を掲載しているのではないでしょうか。

そのうち週に2回以上の新規出品を継続しているのは2~5万ショップくらいじゃないかと想像します。

自分自身の肌感(順位の下がり方等)として、今回のコロナ感染拡大により、ネット販売に力をいれていなかった店舗等の新規の出店はかなり増えたのではないかと思います。

3. BASEの手数料は?

商品を販売していく上で気になるプラットホームの手数料ですが、BASEの手数料はこちら。

⇒ 6.6%+40円=販売手数料 となります。

※ 10000円の商品を販売した場合

⇒10000X0.934=9340 ⇒ 10000-9340=660 ⇒ 660+40=700 ということで、700円が販売手数料。

メルカリが10%となっていますので、この場合300円の差となります。

ただ、この+40円が低価格の商品となるとやや効いてきます。

※ 1800円の商品を販売した場合

⇒ 1800X0.934=1681 ⇒ 1800-1681=119 ⇒ 119+40=159

この場合ですと、メルカリとの差は僅か21円。

この後に紹介しますが、メルカリの強みであるメルカリ便がBASEには勿論ありませんので、送料を考えると同じ、または高くなってしまう場合もありますので、使っていくうちに最適化していきましょう。

4. BASEで使う主な発送方法

前にも触れましたが、メルカリで使用できるメルカリ便は勿論使用できません。

このページでは古着販売をされている方、これからしていく方に向けて解説していますので、衣類を例に紹介していきます。

※追跡番号のある方法に限って紹介していきます。

品名 メルカリ BASE 差額
Tシャツ ゆうゆうメルカリ便
⇒全国一律175円
クリックポスト
⇒全国一律198円
23円
シャツやスラックス らくらくメルカリ便
⇒全国一律380円(箱別)
集荷(+30円)
かんたん発送
⇒全国一律500円(箱別)
ヤマトまたはファミマ、集荷(+70円)
120円
ややかさばるミリタリージャケット等 ゆうゆうorらくらくメルカリ便 80サイズ ⇒全国一律800円 ゆうパック80サイズ ⇒920円~1450円 120円~650円

このように発送方法については、メルカリの圧倒的な営業力によりメルカリ便がかなり優れたサービスであることが分かるかと思います。

この差額を踏まえた上で値付けしていくこととなります。

5. メルカリにはない魅力とは

  • 基本的に値引き交渉がない
  • 独自のドメインを取得することができる
  • Blogを掲載することができる
  • 顧客管理アプリがある
  • カテゴリー分けやクーポンの配布ができる

順番にさらっと解説。

値下げありきのメルカリですが、BASEではコメント機能はありませんので値引き対応は必要なく、価格の見直しも自分のタイミングで行えます。

またBASEではお名前.COMなどで独自のドメインを獲得することで、オリジナルのURLが作成できます。どこかで自分のショップの宣伝をしたい時に、merucariやbaseとURLに入っているのはカッコ悪いですよね?

https://www.oweyou.jp/

 こちらが自分の独自ドメインとなります。

.comや.jpなどはやや価格設定が高くなりますが、.shopや.siteですと50円~1000円程で取得できます。

上場企業であるGMOの中でも大きな比率を占めるサービスですので、安心して使用できます。

続いてBlogを掲載できる点があります。

自分自身あまり活用していませんが、海外での買い付けの様子や、その日の出品予定などを記述、発信することで、メルカリに比べてやや寄り添ったショップ運営が出来るのではないかと感じます。

続いて顧客管理アプリについて。

メルカリの場合ですと、購入者さまのページに飛び、評価の部分から過去に取引があるかを確認した上で、はじめの挨拶が変わってきます。

評価の少ない購入者さまの場合は簡単ですが、1000件も評価のある方であった場合にリピーターの方であるか確認するのも大変です。

それがBASEですとアプリがありますので、簡単に管理が可能。

名前は伏せていますが、このように過去の取引が氏名ごとに表示されていますので、新規の方なのかリピーターの方なのかすぐに分かります。

最後にカテゴリー分けとクーポンについて。

メルカリで数多くの商品を出品していくと、どうしてもお客様目線で見た時に閲覧のしづらさがでてきます。

自分はメルカリの場合ですと、#を使って4つの価格帯ごとに閲覧できるようにはしていますが、トップスやアウターまで#タグで分けると、商品説明のページがごちゃごちゃしてしまうと思い、使っていません。

ですが、BASEの場合はこのように自然な作りで、カテゴリー分けをすることができます。

そしてクーポンについて。

メルカリの場合ですと、商品のコメント欄にて告知したり、新規出品にてフォロワー限定のクーポンを配布したりと工夫次第で同じような事はできます。

こちらもBASEですと、『いつからいつまで』『クーポン適用の最低価格』『何枚まで使えるのか』『何パーセントoffなのか』も細かく指定した上で配布することが可能。

6. 最後に

ここまで駆け足でBASEについて紹介してきましたが、間違いなく言えることはしっかりと運営していけば、必ず売れます。

販路の拡大、リスクヘッジの観点からもメルカリ以外の販路を持っておく事は重要かと思います。

とても簡単に作成することができますので、是非利用してみて下さい。

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