【怪しい学校】古着転売コンサルという対情弱ビジネス

古着関連

こんにちはHIROTOです。https://twitter.com/vintagehandsup

この記事では古着転売コンサルについて、果たして必要なのか?

自分なりの見解を発信していきます。

古着転売をしている方、これから始めようとしている方が様々なニーズにより検索をし、多くの方が古着転売のコンサル、コミュニティーを見かけたことがあるかと思います。

古着コンサル全体を通して言えることかと思いますので、参考にしてみて下さい。

★この記事を書いている人★

HIROTO 31♂

パキスタンにて古着の仕入れを行い、メルカリ、BASEを中心に販売。

90’s等のレギュラーも多く取り扱うが、特に高校生時代からハマっているヴィンテージも得意分野。

2012年~2017年の間はアメリカへの仕入れ旅(敗戦)、ワーホリによる海外生活、屋久島へのプチ移住、インドでのバックパッカー生活等、放浪癖あり。

2019年5月より古着の販売のみで、鶏肉の購入資金を賄う古着屋。

年4回のペースでパキスタンにて買い付けを行っています。

2020年10月1日 栃木県小山市に古着屋 OWEYOUをOPEN。

それではしばらくお付き合いください。

1. 古着転売はイージーな副業

ある記事によると、現在副業を容認・推奨している企業は約30%、実際に副業をしている人は約10%ということです。

巷が良く耳にする物でしたら、『プログラミング』や『動画編集』があるかと思います。

その中でも明らかに参入障壁(特別なスキル不要)が低く、初期投資も少ない為、誰でも気軽に始められる副業の1つが『古着転売』。

その為、全く洋服に興味が無かった人が多く挑戦しているかと思います。

利益の大小ありますが、多くの人が結果を出しているように、それなりに取り組めば、誰でも成果を出せるイージーな副業です。

また、情報も溢れている為コンサルは必要ないでしょう。

2. 古着転売は労働集約型

古着転売は『プログラミング』や『動画編集』といったスキルを必要とするものではなく、多少のノウハウやリサーチ、そして仕入れ、出品等と労働集約型のビジネスとなります。

その分誰でも挑戦出来ますが、上手くいったところでとても大きなビジネスと成長させることが、非常に難しいという特徴もあります。

国内の仕入れ(卸含む)のみでしたら、月20万以上の利益をあげていたらかなり凄いかと。

やはりこれ以上の利益を出していくには、仕入れ力の強化やブランディングなどの正しい方向性でない限り、嘘偽りが絡んでくるのが古着転売というコンテンツの限界かと思います。

自分自身、高校生の時にヴィンテージ古着にはまり、22才でアメリカへの仕入れに行ってみたり、カナダ留学中にスリフトショップで仕入れの練習をしたりと、それなりに洋服を触ってきた人間です。

ある程度洋服を知っている人から見た時に、古着転売者に共通する異常な価格設定は、相場を知らない情報弱者を相手にしたビジネスです。

あなたは顔出し、実名でも今のアカウントを運営できますか?

服好きの友人にも勧められるアカウントですか?

それとも人には隠したいような物ですか?

少し本題からそれますので、自分が感じるネット販売の展望はこちらを覗いてみて下さい。

3. 必然的な負の連鎖

ここからもう少し本題に沿った内容としていきますが、こちらのページを読んで頂いてる人の中にYoutubeの仕入れ動画等を視聴された方も多いかと思います。

値段も概ね公開して、いくらで売れますねーって内容のものを見かけますが、シミや汚れが一切なく、使用感もない商品ですら怪しい売値だったりしますよね?

商品状態に気をつけてピックしてきても、海外仕入れの場合は何百キロ単位で仕入れる訳ですから、見落としは当然あります。

また、ネット販売ですと小さなダメージ1つが、本来全く気にならない物であってもかなりのマイナス点となってきます。

その為状態、商品の質をはっきり伝えずに販売することで、利益を保っているのだろうと考えます。

メルカリで数多くある古着アカウントを覗くことがありますが、評価の悪いアカウントが目立ちます。

勿論自分のアカウントが全く問題ない訳ではありませんが、古着のアカウントとしてかなりまともな数値だと思います。

古着に限った事ではありませんが、いくら写真や説明でアピールをした所で、実際購入者が手にしたときの感想が全てとなります。

この古着転売でそれなりの収益を上げられるようになった人が行き着く先が、何故かコンサルや卸だったりする訳です。

  • 何故古着屋ではないのか?

この理由は至ってシンプルで、ファンがいない、商品力がないからです。

ファンがいない理由ついては先程張った記事で少し触れていますので、是非読んでみて下さい。

商品力については、知識不足とも言えます。

古着転売で、ある程度聞いたことがある名前の人でも、ヴィンテージ、軍物、ユーロワークなどの見極めができる人はほぼ皆無かと。

理由は至ってシンプルで、昔から本当に好きだった訳ではないから。

それでは玄人のお客さん相手に商売はまずできないでしょう。

90’sのNIKEだ、ビッグロゴだの騒いでいても、、、、、、、

その中で事業拡大の為、古着転売コンサルという形で、白羽の矢が立ったのが古着転売を始めたばかりの初心者だった訳です。

4. どうせ大した情報じゃないから自分で努力しよ?

月幾らの利益でしたー!!

って部分以外何も見えなくなっていませんか?

誇大広告は当たり前、仮に本当だとして、その陰でどれだけの購入者が嫌な思いをしましたか?

冒頭にも書きましたが、古着転売は特別なスキルを必要としない誰でも稼げる副業です。

誰でも…..

その為、良くも悪くも超優秀な人がほぼいない世界。

  • 必要な物はほとんど揃っている

古着転売を始めるにあたり、知りたいことは何ですか?

・相場?

・人気ブランドの知識?

・見せ方等の極々僅かなノウハウ?

・仕入れ先?

・商品説明の書き方?

様々なニーズはあるかも知れませんが、全てネットで見つけられる情報ではありませんか?

誰でも少しの努力を積み重ねれば、結果は出ます。

その努力すら出来ないのに結果ばかり夢見る弱者が古着転売コンサルのカモなのです。

5. まとめ

ここまでかなり否定的な意見で、古着コンサルについて書いてきました。

自分自身、古着転売コンサルを受けたこともありませんし、古着コンサルについては受けることはないと断言しますが、あくまでも自分自身の見解となります。

ただ、古着コンサルを全否定している訳ではなく、少なくとも既存の中に良いものはないだろうなという話です。

それでは^^