自衛隊を賢く利用しよう!!

ノウハウ

こんにちはHIROTOです。

今日は自衛隊に入る、または入ろうか検討している方に向けてどのように過ごすことで、自衛隊での時間を無駄にすることなく転職や独立など次のステップにつなげる事ができるのか?

このテーマに沿って自分の経験やこうしておけば良かったと感じる点を発信していきます。

1. はじめの1年は丁寧に!かつ効率化を図る

自衛隊の1年目の内6ヶ月間は教育期間です。

教育期間中は下の記事にも書きましたが、正直あまり時間がありません。

教育期間が終わり各部隊に配属されますが、この下っ端となる我らを誰よりも心待ちにしていた人がいます。

分かりますでしょうか?

そうです。我ら新人が来るまで下っ端の任務を全うした1年上の上司です。

教育期間が終わっても、その部隊で1番下っ端となりますのでしっかり成長しながら後輩を待ちましょう。

やることをしっかりやっておけば、何か理不尽なことで怒られるようなことも然程ありません。

また靴磨きやアイロンがけも、かなり慣れてきている頃ですので体力錬成や自己啓発に時間を割けるように。

休日の残留(休みではあるが外出はできないこと)にあたるのも1年目は多く、この時期に何かしらの目標を持っている人間は大きく周りと差をつけていくかと思います。

自衛隊をステップと考える人も、ここから何年かはお世話になります。

1年目で出来るだけ居心地の良い関係作りを構築していくと共に、空き時間を使ってどうスキルアップ図っていくのか?

その方向性が定まってくれば、翌年からも有意義な日々となるかと思います。

2. しがみつくことなくフットワーク軽く

自衛隊の勤務時間は8:15~17:00です。

基本的には駐屯地内の寮に暮らしている為、通勤時間はかかりません。

食事を作る必要もなければ、お風呂をいれる必要もない。

仕事で体は鍛えられる。

つまりお給料を頂きながら、次なる自分のステップの為に準備できる環境は整っているのが自衛隊の魅力かと思います。

自分自身は4年間で退職しましたが、大学に通ったというイメージです。

その中でそれなりの訓練、上下関係、お給料を頂けたのは良い経験だったと感じています。

僕自身この考えで実践できていたかというと出来ていません。

だからこそ、自衛隊の空き時間のポテンシャルに気づくことが出来れば転職なんかはかなり簡単になっていきます。

自衛官は安定しており、誇りの持てる立派な職業です。

ただ、あなた自身が何か挑戦したいことがあるのだったら、自衛隊を利用して次のステップにつなげていきましょう。

3. 休みの多い自衛官

訓練が厳しくあまり休めないようなイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、土日、祝日休みは勿論、夏季、冬季休暇も民間よりやや長い休みがもらえます。

この休日や長期休暇の中に持ち回りで残留というものに付き、外出できない日があるので、努力できる対象を持っていると有意義な時間とすることができます。

結果積み上げてきたものにより、多少のビジョンなんかが見えてきて自衛官として定年まで勤務するのか?

退職して決めた方向に歩み始めるのか?

いずれにせよ新人時代の休みをどう過ごすのかで、あなたの選択肢が絞られてきます。

途中でお酒も飲めるようになり、誘惑も増えていくでしょう。

全力で楽しみながらも、時に見つめなおすことができるような時間を持つといいかと思います。

4. 辞めるのであれば2~4年で辞めよう

新人自衛官の中で1番多い年代はやはり高卒1年目での入隊です。

その他専門卒、4大卒の方もいます。

この2~4年で辞めたほうが良い理由を説明していきます。

まず1つは居心地が良くなってしまうことが挙げられます。

4年間勤務するとあなたには3期下の後輩隊員がいるようになり、下っ端の仕事をやる機会も激減します。

下っ端時代とは格段に先輩方との関係も深まっており、仕事に対して特段に燃えているわけではないが、もう少しいようかなと考えてしまう気持ちも分かります。

自分の経験から4年間以上陸士と呼ばれる下っ端を経験していると、後輩の中にも陸曹となる人間が出てくるので、階級上逆転することになります。

ただ先輩は先輩ですので、後輩陸曹からすると非常に扱いづらい人間となるのですが気付かない人間が多いです。

単純に退職をイメージしているのであれば、基本的に4年以上勤務するメリットは、部隊にも本人にもないのではないでしょうか。

2年で準備出来ているのであれば問題ありません。

ただ資金の準備、覚悟の準備が必要な場合もあるでしょう。

5. 再入隊すればいい。チャレンジしよう!!

見出し通り自衛隊は再入隊が可能です。

実際に前期教育中1人、部隊の後輩が1人再入隊でした。

27歳までの上限がありましたが、32歳まで引き上げるなど自衛隊も人出不足に直面しています。

安定した収入を得ながらもチャレンジできる時間もあり、環境はしっかり整ったところです。

新卒で4年勤務で退職しても22歳です!

自衛隊というバックヤードを生かして人生にチャレンジしていきましょう^^